酒に酔った荼毘の字とリョウゲンは、ヤシャがいなくなり、いまや誰も命令する者がいなくなったラセツを改造して、ある命令を下すのであった。5つ目の封印魂を求め、旅を続けるムサシたちの前に、突如、ラセツが現れる。ラセツの手には、先回りして手に入れた5つ目の封印魂が。ラセツが、ダンジョウ、デスペラード、猿飛佐助を襲う!だがラセツの目的は、ムサシの持つ4個の封印魂でもなければ、ムサシたちの命でもなかった。ラセツは手にした大きな筆で、ムサシたちの顔や胸や背中に落書きをして回る。それこそが、リョウゲンと荼毘の字の下した命令だった。苦戦しつつも、ムサシたちは、一同の力を結集させて、ついにラセツを破壊するのだった。