増え続ける死者、傷病者の数に自分たちの無力さを感じ始める救命救急センターの医師たち。また、首相官邸に戻った寺泉隼人(仲村トオル)は官房長官との震災関連の記者発表を任せられる立場となっている。その寺泉も、官邸に集まった議員たちと自分の被災に対する温度差を感じ始めていた。救命センターに、身元不明で心停止状態の女性が運び込まれるが、日比谷学(小市慢太郎)と河野純介(川岡大次郎)は、すぐに心臓マッサージを止めようとする。やってきた進藤一生(江口洋介)の手でマッサージが継続され、女性は一命を取り留める。進藤から、女性の身元照会を命じられた小島楓(松嶋菜々子)は、近所の避難所へ出向く。