ティッシュにこだわりを持つコタロー。 スーパーでは高級ティッシュを買い、成分や性能を饒舌に語る。 幼い子供がどうして高いティッシュに執着するのか、不思議に思う狩野で……。 コタローの食卓には、数々の品が並ぶ。 その光景を見た美月は、コタローの手料理を食べたいと言い出す。 コタローの部屋に集まるアパートの住人たち。どれほどの料理が並ぶかと思いきや、出されたのは素朴な一品のみで……。 幼稚園の先生、透子は、日々の激務で疲労が溜まっていても笑顔を絶やさない。 ある日、お遊戯会で役を決めることとなり、「ニコニコ太陽君」という役に立候補するコタローを見て驚く。 透子は不安に思うが、意外にも笑った顔の演技が上手で……。 大工の新人、亮太は、流星群を見に山を登る。 頂上に到着すると、コタローが待っていた。 二人は、かつて「施設」にいた頃の知り合い。 昔、一緒に星を見る約束をしていたのだ。 体調を崩した狩野に代わり、漫画の原稿を担当編集に届けるコタロー。 担当が妻子持ちと知って、日曜でも働いていることに憤り、すぐ帰るよう促す。 ところが担当は、コタローに出版社の見学を勧めてくる。 コタローの顔なじみ、試食販売のお姉さんのお腹が、かなり膨らんでいる。 それを見たコタローは、試食の商品を大量に買い始める。 どうやらお腹の膨らみを、勘違いしているみたいで……。